江戸時代中期、黄檗宗の僧であった売茶翁は、自ら茶道具を携えて京都各地で煎茶を提供し、「一服一銭」を実践しました。その煎茶は遊芸化した茶の湯を批判し、中国の文人趣味を取り入れた反俗的で清雅な精神を求めるものでした。上田秋成、田能村竹田(たのむらちくでん)、頼山陽(らいさんよう)、(青木)木米(もくべい)など、江戸時代を代表する文人たちは、彼の煎茶を慕い、煎茶道へと発展させました。
19世紀には、自由と風流を求めた文人たちによって愛好された煎茶の文化は最盛期を迎えました。また、売茶翁の精神を煎茶の点前により追求しようとする宗匠も現れ、その後様々な煎茶流派が誕生しました。
本展では、煎茶書、煎茶会図録、絵画、煎茶道具などを展示し、文人茶の歴史や煎茶文化、さらに静岡県内で活躍する煎茶流派を紹介します。
| 場所 | 博物館2階企画展示室 |
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| 料金 | 観覧料(常設展・企画展共通) 大人(15歳以上)500円 ※学生・70歳以上、障害者手帳等をお持ちの方は、身分証明書のご提示で無料になります。 |
| 関連リンク |
企画展ギャラリートーク「文人茶と静岡県で活躍する煎茶流派」 企画展関連イベント「煎茶道を楽しむ会」 |
| 関連ファイル | 企画展チラシ |