ふじのくに茶の都ミュージアムでは、平成30年の開館以来、小堀遠州の茶室を復元した「縦目楼」を会場に茶の都特別茶会を開催しています。
熊倉功館長と静岡県内の茶人が席主をつとめ、濃茶席、薄茶席、点心席で皆さまをもてなすものです。
遠州の茶室には複雑に構成された床、付書院や棚などが設えられ、ここにも席主のさまざまな道具が飾られ、毎回趣向を凝らした茶会が開催されています。
この「茶の都特別茶会」を振り返るべく、第1回から第6回までの茶会に用いられた道具展を開催いたします。
4つの会期に分けて展示いたしますので、ぜひ何度も席をお運びください。
席主らのもてなしや茶の湯の魅力に触れていただく機会となれば幸いです。